地域との密着したイベント・連携事業
岐阜県大垣市・京都光華女子大学短期大学部との産官学連携事業2022
女子大生による「旅行で地域を活性化」授業
岐阜県大垣市様&西美濃広域観光推進協議会様のご協力で、京都光華女子大学短期大学部ライフデザイン学科の必須科目として、旅行で地域を活性化する取組を実施しています。
学生10名が、西美濃地区にフィールドワークで訪れ、実際に体験・体感したことをもとに、女子大生目線での観光素材をプレゼンしていただきました。
フィールドワーク当日には、石田大垣市長が大垣城にお見えになり交流させていただきました。
旧中山道赤坂宿散策と養老公園で瓢箪(ひょうたん)のキャラクター作り体験
●旧中山道赤坂宿
江戸時代の五街道のひとつ、「中山道」の宿場として栄えた美濃国の宿場町赤坂宿。
赤坂港は、明治に杭瀬川を利用した舟運交通が、近代化への重要な役割を果たしていました。
●養老の滝と瓢箪(ひょうたん)
老いた父親をもつ木こりが、滝の水を「ひょうたん」に汲むとお酒になり、そのお酒を飲んだ父親が若返ったという伝説から、「ひょうたん」が養老のシンボルに。
そのひょうたんが、フランスの絵本キャラクターに似ていることからライセンスを取得し、オリジナル作品を手作り。
千代保稲荷神社とたらい舟
●千代保稲荷神社
門前町に約150店が軒を連ね、地元では「おちょぼさん」として親しまれている、商売繁盛・家内安全のご利益がある神社。
学生みんなで、油揚げをお供えしました。
●たらい舟
春・秋に水門川で運行される「たらい舟」に、奥の細道むすびの地記念館でバーチャル乗船。
湧き水の都「大垣」
●大垣八幡神社
大垣市総鎮守で、映画やドラマのロケ地としても登場する大垣八幡神社。
境内にある、自噴の井戸がありなど、歴史と地質を学びました。
●名水大手いこ井の泉緑地
大垣市には24の湧き水があり、そのうち自噴が21箇所もあります。そのうちのひとつ、市街地の商店街の一角にある名水大手いこ井の泉緑地を訪れました。
南宮大社と関ケ原古戦場記念館
●南宮大社
美濃の国の一の宮で、鉱山・金属業の総本宮の南宮大社では、参拝前に手や口を清める手水(ちょうず)に、色とりどりの花を浮べる「花手水」にしています。
●関ケ原古戦場記念館
2020年(令和2年)10月開館の関ケ原古戦場記念館で、天下分け目の戦いを体感。
地元メディアの取材
岐阜新聞様が取材に来られ、フィールドワーク2日目の様子を朝刊で紹介していただきました。
フィールドワーク前に大垣市と旅行の講義
フィールドワーク前に、大垣市&西美濃地区を知り、旅行会社・旅行業界についての講義を実施しました。
旅行企画のプレゼン大会
●プレゼン大会
2023年1月19日に、学生さんたち3チームによる「旅行企画プレゼン大会」が、京都光華女子大学の教室で開催されました。
●ハイブリッド方式による開催
大学の教室で実施されたプレゼン大会には、大垣市様をはじめ岐阜県観光連盟様・大垣市観光協会様と、阪急交通社スタッフが審査員としてリアル参加しました。
また、会場の様子がライブ配信され、大垣市役所会場をはじめ西美濃地区の関係者様や阪急交通社のスタッフもオンライン参加しました。
学生さんのアイデアを旅行商品に
3チームの旅行企画の中から、実現できそうな素材やアイデアを、阪急交通社のツアー企画に役立てたいと考えています。